第109回医師国家試験 E059
2015年に実施された医師国家試験の問題です。問題文と正答は厚生労働省が公表したものです。
問題
86歳の女性。歩行が不安定であることを主訴に娘に連れられて来院した。10年前から高血圧症、変形性膝関節症および変形性脊椎症で通院していたが、徐々に足の力が弱くなり歩行が不安定になったため受診した。自分で立ち上がり、どうにか屋内の伝い歩きをすることはできるが、月1回の通院以外はほとんど外出することはない。食事と排泄とはかろうじて自立しているが、入浴には一部介助が必要である。夫は5年前に肺癌で死亡し、現在は一人暮らしで隣に住む娘が介護している。 半年前から1週間に2回の訪問介護を利用している。本人と家族に相談の上、訪問リハビリテーションを開始することになった。 リハビリテーションの到達目標設定のために必要な情報はどれか。3つ選べ。
- a高血圧症である。
- b屋内は伝い歩きである。正答
- c入浴に部分介助が必要である。正答
- d夫の死因は肺癌である。
- e娘が介護している。 31 TP01doc-Eor-37 次の文を読み、60〜62の問いに答えよ。 63歳の女性。腹部膨隆と尿失禁とを主訴に来院した。 現病歴 : 2年前から腹部膨満感を認めるようになった。次第に腹部膨隆が目立つようになり、食欲はあるが食事をとるのがつらく、時々尿失禁を認めるようになったため受診した。 既往歴 : 30歳時に子宮内膜症。 生活歴 : 幼少期に両親が離婚して母親と2人で暮らしていたが、母親が死亡したため3年前からは一人暮らし。 家族歴 : 父親は詳細不明。母親が肺炎のため85歳で死亡。 現 症 : 意識は清明。身長157cm、体重55kg。体温36.5℃。脈拍84/分、整。 血圧166/90mmHg。呼吸数18/分。SpO298%(roomair)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は著明に膨隆し、腫大した肝と腫瘤とを腹部全体に触知する。腸雑音に異常を認めない。四肢に異常を認めない。 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体1+、潜血1+、沈渣に白血球を認めない。血液所見:赤血球406万、Hb12.3g/dL、Ht41%、白血球6,130、 血小板22万。血液生化学所見:総蛋白7.8g/dL、アルブミン4.5g/dL、総ビリルビン0.4mg/dL、AST18IU/L、ALT9IU/L、LD157IU/L(基準176〜353)、 ALP288IU/L(基準115〜359)、c-GTP44IU/L(基準8〜50)、アミラーゼ95IU/L (基準37〜160)、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン1.2mg/dL、尿酸6.3mg/dL、 血糖98mg/dL、総コレステロール195mg/dL、トリグリセリド152mg/dL、 Na140mEq/L、K3.9mEq/L、Cl103mEq/L。腹部単純CTの冠状断像(別冊 No.12)を別に示す。 別 冊 No. 12 32 TP01doc-Eor-38正答
正答
b、c、e(正答は3つ)
この正答は、厚生労働省が公表した正答表に載っているものです。当サイトが解いたものではありません。
出典
問題冊子PDF:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp150511-01e_01.pdf
正答PDF:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp150511-01seitou.pdf
この回次の別冊(図)PDF:A問題 別冊、B問題 別冊、C問題 別冊、D問題 別冊、E問題 別冊、F問題 別冊、G問題 別冊、H問題 別冊、I問題 別冊
本サイトは図を収録していません。
公表ページ:第109回医師国家試験の問題および正答について|厚生労働省
問題文と選択肢は、出典PDFから機械的に取り出した文字です。正確な文面は出典PDFをご確認ください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/)(2026年10月13日に利用)
上記のうち医療系国家試験の問題冊子・正答・採点除外のPDFを加工して作成(公開データアーカイブ)。